初めての方に
数珠の基本知識
数珠を選ぶために、まずはいくつか確認していきましょう
本式数珠
略式数珠
腕輪念珠ブレス
形状は二種類
数珠の形状は大きく分けて、本式・略式の二種類があります。
【本式数珠】
それぞれの宗派が定める正式な数珠のこと。玉の数は108個で長く、二重にして手にかけて使います。
【略式数珠】
宗派を問わず使用することができ、玉の数が少なくて小さく一連。
玉の数は煩悩と同じ108個
宗派によっても異なりますが、正式には108個の珠から成ります。これは除夜の鐘と同様、108個の煩悩をはらう功徳があるからだといわれています。
また、最近では仕上がりサイズに合わせて数が決められる略式数珠も増えてきていますので、お気軽にご相談下さい。
素材
天然木や香木などの木製素材や、天然石・象牙・珊瑚・真珠など様々な素材を揃えております。当店では主に、木製素材の黒檀は男性に人気があり、女性は淡い色味の真珠や水晶に人気があります。
数珠Q&A
お客さまよりよく頂く質問です。
Q. 人に借りても良いのでしょうか?
A.
数珠は持ち主と仏を繋ぐ唯一の法具とされており、持ち主のお守りであり、分身です。
なので数珠の貸し借りはおすすめしておりません。しかしお譲りいただいた場合など、紐や房を新しく交換することなどおすすめしております。
Q. いくらするの?
A.
価格は本式数珠と略式数珠、そして素材によっても異なりますが、当店では略式数珠は●●円からご用意しております。当店の数珠は長年使用することができ、もしものお直しも常時受け付けております。お気軽にご相談下さい。
Q. 何を基準に選べばいいの?
A.
・「本式数珠」or「略式数珠」
・「男用数珠」or「女用数珠」
・ そして玉の素材やグレード、房のタイプにより価格が決定します。
Q. 腕輪念珠(ブレス)で数珠の代用はできますか?
A.
腕につける数珠を腕輪念珠といいますが、数珠の代用して使用することはできません。葬儀や法事に参列される際は、数珠をご用意されることをおすすめ致します。
Q. 小野珠数店てどんなお店?
A.
京都・四条河原町駅前にある小野珠数店は、創業300年余りの老舗珠数専門店です。
当店の歴史は古く豊臣秀吉の時代までさかのぼるとも言われておりますが、1864年の蛤御門の変で歴史を示すものが消失してしまいました。以来、創業については示す資料がなく不明としておりましたが、先代が店にあった木製のご用達看板を鑑定したところ、江戸中期のものと判明し、そこを創業としております。
種類豊富に取り扱っております。初めての方もお気軽にお越し下さい。